ヒアルロン酸注入(しわたるみ治療)/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄)
2019-04-25 [記事URL]
ヒアルロン酸注入について
年を重ねるごとにによって深くなっていくほうれい線やこめかみの凹み、お顔に凹凸ができるとその部分が陰になって痩せこけて老けてみえたり不健康に見えるものです。
メスを使わず注射するだけ凹凸のあるゴツゴツした陰のあるお顔から、丸くてふんわりと弾力のある印象に変えていく治療法です。私達は患者様の顔全体のバランスを大切にしており、自然で元気な美しさを目指してヒアルロン酸注入を行います。以前のヒアルロン酸注入では、しわを膨らませるだけの効果を主として、くぼみを単に埋めるジェルのような考え方でした。
近年では、徐々に加齢による顔の萎縮に関する機序が解明されつつ新しい注入方法の概念が登場してきており、現在では入れすぎによる変形などが起こらないように配慮し、加齢による輪郭の変化を若く作り上げるような施術が主となっています。また、顔面の構造を支える靱帯のゆるみをヒアルロン酸で補強することでリフトアップさせたり、筋肉の構造を補強して持ち上げる手技も開発されつつあります。
このような方にお勧めします。
- 頬のたるみ深くほうれい線が気になる
- メスを使わず手軽に老け顔を治したい
- ゴルゴラインが目立つようになってきた
- フェイスラインが弛んできた
- 口元のたるみやしわが目立つ
- 顔全体の印象を丸顔にしたい
- 目のクマが気になる
- こめかみ、頬の凹みを改善したい
ヒアルロン酸注入・注射の適応部位
〇目元のたるみ
目元は、皮膚が薄いにも関わらずたるみが発生しやすくとても気になる部位のひとつです。目の周りには、多くの筋肉、眼窩脂肪や腱膜、眼窩隔壁など多数の組織が存在し、これらが老化現象により緩むと、目尻のシワはもちろん、上まぶた・下まぶたの皮膚のたるみが出現して悩む方も多いのが実情です。
目元のしわやたるみ、クマの原因をヒアルロン酸注入により改善させます。また、眉間と目尻にボトックスを注入することで、表情じわを目立たなくし、美しい笑顔が実現できます。目尻のボトックス注入は目のまわりの筋肉の緊張をほぐす効果もあり、目の開きが良くなり、目力もアップします。
〇フェイスラインを整えてほうれい線のたるみを解消したい
ほうれい線のたるみは、その部分だけが老化だけではなく、靭帯の緩みや筋肉の萎縮、骨の老化なども原因と考えられています。このような組織の支える力が弱くなると目の周りの皮膚やフェイスラインが下垂して、輪郭がぼやけてしまいます。こうした顔全体の構造の変化につながるポイントにヒアルロン酸を少しずつ注入することで たるみやしわを予防する支柱をつくり、立体的で若々しい顔を取り戻すことができます。ボトックスを併用を行うこともあります。
〇アゴのラインを整えたい
メスを使わないので、その日に自然に、アゴの形を整えることができます。整ったフェイスライン、特に顔の輪郭は小さいほど全身のバランスが シャープになり、全身のプロポーションにまで大きく影響します。お気に入りの注入剤でアゴの高さと形を調整することで、フェイスラインがはっきりとし、お顔全体の印象も引き締まります。
〇鼻筋を通したい
メスを使わず注入剤で自然に、鼻根部を高くしたり、鼻筋を通す方法です。鈍針によるニードルを使って注入をおこなうため、痛み・腫れ・傷跡の心配もなく、治術時間も 5分程度と短い時間で終わります。治療後は、すぐにお化粧もできます。
〇唇をふっくらと
年齢とともに口唇がシワシワとなったり、縦ジワが目立ち始めたなど気になる場合には、ふっくらと若返らせることができます。また、ボリュームを出してグラマラスな印象にすることが可能です。定期的に注入治療を続けると長く持続するようになります。
当クリニックのヒアルロン酸の特徴
ヒアルロン酸『ジュビダームビスタシリーズ』による治療は、シワおよび輪郭の治療で人気の高いヒアルロン酸注入(2016年12月厚生労働省認可のヒアルロン酸製剤)です。
従来のヒアルロン酸注入で懸念されていた注入後の凹凸なども心配もなく、自然な仕上がりになるのが特徴です。即効性に優れているばかりでなく、治療後もすぐにメイクが可能なので、気軽に施術を受けていただけます。
従来のヒアルロン酸に比べ持続期間も長く、1年~2年は効果が持続しますので頻繁に注入にしなくて良いのも利点のひとつです。注入時は、尖端が丸みを帯びたマイクロカニューレを使用する為、鋭い痛みはありません。
ジュビダームビスタは、アラガン社独自のVYCROSS®技術により製造
この先端技術では、高分子量と低分子量のヒアルロン酸を混合して架橋することで架橋効率が向上し、HYLACROSS™技術により製造されたヒアルロン酸注入材に比べて網目構造がより密になっています。
これにより、酵素分解されにくく、持続性の高いヒアルロン酸注入材が開発されました。さらに、密な網目構造のヒアルロン酸ネットワークにより水分を取り込みにくくなり、膨潤しにくい「低吸水性」を実現しました。
Chaeum premiumヒアルロン酸もお選びいただけます。
韓国でのヒアルロン酸で実績No.1を誇るHugel社の最新製剤です。こちらも硬さの異なる製剤に分かれていますので、お悩みや注入する部位によって製剤を選択いたします。
ヒアルロン酸注入は、カウンセリングを大切に
1)カウンセリングを大切にしています
ヒアルロン酸治療を行う上で、注入技術や解剖学的な知識も重要ですが、お顔のどの部分に適量を注入すれば美しくなるかを見極めるセンスも大切だと考えています。鏡を見ながら丁寧に気になる部分をお互いに確認して、どのような注入方法を行ったらキレイになるか、優先順位をもってお話させて頂きます。状況によってはご希望されていた部分の注入ではなく、別の部位をお勧めすることもあるかもしれません。
2)ごく自然な仕上がりを目指します。
お顔の注入ポイントに、バランスのとれた美しい顔になるかを確認しながら対照的に少量ずつ注入を行っていきます。全体バランスと調和、注入量の状態を見ながら安全に注入を行います。
3)治療に伴い起こりうる事を最小に抑えます。
ヒアルロン酸注入に伴う痛みや内出血、腫れを最小に抑えるように考えています。ヒアルロン酸注入は、針が刺さる時ではなく製剤が入る時に軽い痛みを伴うので、リドカイン麻酔入りの製剤を使用することでこの痛みをかなり軽減できます。また、針の挿入に伴う痛みは、20分の表面麻酔を行うことで軽減させることができます。目の回りなど血管や神経が通る部位は鈍針カニューレを使って治療し、内出血などのリスクも抑えます。
4)安全で安定した注入技術
当院は多くの症例の経験や、定期的な講習会での最新技術情報の収集などを行い、常に最新の美容医療の知識を取得する努力を行っております。
5)他クリニックの補正も行います。
キレイになろうとして思うような効果が得られなかった場合には、ヒアルロン酸を追加したり、ヒアルロン酸を一旦溶かして入れ直す治療なども行っております。
ヒアルロン酸施術の流れ
1:カウンセリング
患者様の気になる部位についてご要望を詳しくヒアリングし、丁寧に診察を行ったうえで、ヒアルロン酸の種類や注入部位などの具体的な内容を決めていきます。「痛みに弱い」など、施術に関して不安に思うことがあれば、ドクターにお伝えください
2:ヒアルロン酸注入の施術
ご希望に応じて痛みに対する塗り麻酔を丁寧に行い、経験豊富なドクターの手によってお顔の気になる部位にヒアルロン酸を注射して、お顔のバランス調整を行っていきます。
3:調整
ご希望の部位に注射してヒアルロン酸を調整し鏡を見て確認をしていただきます。
4:アフターケア
施術後、術後のケア方法などを丁寧にお伝えいたします。洗顔・化粧・シャワー・入浴などは翌日から通常通り行っていただくことができます。
ダウンタイムやリスクなどについて
【施術時間】20分ほどで終了します。
【麻酔】塗麻酔クリームを20分塗布と局所麻酔を挿入部に少量使用します。
【腫れ・傷跡】直後は針穴の赤みができますがすぐに消失します。体質により稀に内出血が出る場合がありますが、メイクで隠せる程度です1週間程度で改善します。
【通院】特にありません。
【お薬】特にありません。
【メイク】当日より可能。
【洗顔・シャワー・入浴】当日より可能。
【運動】当日はお控えください。
【施術部位への刺激】特にありません。
ヒアルロン酸注入の料金について
初診料 3,850円、再診料 1,650円 (全て税込表示)
※この治療メニューは公的医療保険が適用されません。
【ヒアルロン酸に関する重要な基本的注意】
- 出血、皮下出血斑や注入部位の感染等が起る可能性があります。
- 極まれに、血管への誤注入に伴う皮膚壊死などの有害事象が起こりうる可能性があります。
- 最適な効果を得るには定期的6か月~2年に一度タッチアップ注入を要します。
- 遅発性の小結節を伴うことがあります。
- 非溶解性永久インプラントにより治療した部位への注入はできません。
- 疼痛緩和の目的でリドカインが含有されています
- 出血傾向、重篤な免疫機能・心臓疾患・肝腎障害など基礎疾患をお持ちの患者様には注意が必要です。
【治療が受けられない方】
- 妊娠中や授乳中の方
- 皮膚に感染、炎症をおこしている方
- ケロイド、創傷治癒に問題のある方
- 使用成分にアレルギー既往のある方
- 基礎疾患のある方(血液、心臓、腎臓、糖尿、循環器疾患)は医師にお問合せ下さい。
リスク・副作用
数日間、むくみによる違和感を感じる場合があります。内出血が1~2週間出る場合があります。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等について詳しくはこちらをご覧ください。