青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)のレーザー治療/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
2020-10-30
青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)のレーザー治療
太田母斑について
顔にできる青いあざのことを言います。おでこ、頬、こめかみなどにあり、統計上は女性に多く認められます。色調の変化は、ホルモンの影響により生後1年以内と思春期頃に濃くなると言われています。
異所性蒙古斑について
身体にできる青あざのことを言います。自然に消えてゆくものもありますが、10才ぐらいで残存しているものは生涯残る可能性があります。経過を見ないとわかりませんが、色調の濃いものは治療をした方が望ましいと考えます。
外傷性色素沈着症について
交通事故によるアスファルトや鉛筆の芯、花火の爆発などにより皮膚の中に異物が入り込み残ってしまった状態と言います。異物によって、青や黒色に見えます。
◆Qスイッチレーザー照射時の痛みの緩和
局所麻酔を用いて治療を行うので痛みはありません。
◆Qスイッチレーザー治療の経過
レーザーを照射した部分は、数日で茶色の薄皮のようになり、7~14日くらいではがれて、ピンク色のキレイな肌から周囲の自然な肌へとなじんでいきます。治療後しばらくは、目立ちにくい素材のシールを14~21日貼っていただきます。
◆Qスイッチレーザー治療の平均的回数
レーザー治療は、3ヵ月ごとに5回まで保険適応となります。
◆手術費用(3割負担の場合)のおおよその目安
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症の場合は保険適用となります。