ドッグイヤーを改善させる形成外科手術/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
2021-09-04
愛知県名古屋市中区栄のベテラン形成外科専門医:西山 智広によるドッグイヤーを改善させる形成外科手術について
形成外科専門的細かいテクニックでの治療を行います。西山智広医師は、機能回復だけでなく美的な仕上がりも重視します。例えば、顔の手術では、患者様が自然な仕上がりに満足できるように、細部にわたる配慮を行います。また、傷跡が目立たないように最小限の切開で手術を行うことにも重点を置いています。
1:ドッグイヤーは初回手術で適切に処理しておかないと、目立つから後で治すというのは難しい。
形成外科・皮膚外科手術の際に、例えばただ皮膚を紡錘形に切り取りそのまま皮膚を縫い縮めようとすると、その両端の皮膚が持ち上がって余りがでます。この外観が犬の耳に似ていることから、ドッグ・イヤー(Dog-ear)と呼ばれます。手術技術が未熟だったりするとこの処理が不十分となり、両端の盛り上がりが残りとても目立つことがあります。
このドッグ・イヤー(Dog-ear)の処理は、
1:皮下剥離を十分に行う
2:ドッグ部分の皮下をバイポーラで焼灼する
3:ドッグの皮膚の余りを除去する
で行います。
2:にしやま形成外科皮フ科クリニックでは、美容形成手術後にできた目立つドッグイヤー(余剰皮膚や皮膚のひだ)を治療することが可能です。以下のような流れで治療が行われます。
1. 初診・カウンセリング
- 患者様の状態確認: ドッグイヤーの位置や程度を確認します。どの程度目立っているのか、また周囲の皮膚状態や治癒状況を評価します。
- 治療方法の説明: ドッグイヤーを解消するために、どの手術が適切かを患者様に説明します。必要に応じて、治療のリスクや予想される回復期間についても詳しく説明します。
2. 手術前の準備
- 必要な検査: 健康状態を確認するための手術前血液検査を行います。
- 手術説明書へのサイン: 手術に関する同意書を記入し、治療内容や術後のアフターケアについて十分理解した上で進めます。
3. 手術の実施
- 手術は局所麻酔で行い、患者様が痛みを感じることなく手術を受けられるようにします。
- ドッグイヤーの除去: 余分な皮膚を慎重に取り除き、ドッグイヤー周囲の皮膚をきれいに整えます。
- 精密な縫合: 美容的な仕上がりを重視し、傷跡が目立たないように皮下は吸収糸、皮膚はナイロンで縫合します。皮下縫合を終了した時点で、さらに両端の細かなドッグを小さなL字などで修正を行います。
皮膚の余りの除去は、ドッグ・イヤー(Dog-ear)の中心部にフックをかけてまず片方の基部に切開を入れ、余った皮膚を引き延ばしながら対側の皮膚に切開をいれて除去します。ドッグ・イヤー(Dog-ear)の修正後は、切開線はしわに沿って長軸方向に延長されキレイになっていることを確認します。
4. 術後ケア(アフターフォロー)
- 術後のケア指導: 術後の痛みや腫れを最小限に抑えるために、必要な薬の処方やドレッシング(ガーゼ交換)の方法についても説明します。
- 定期的な経過観察: 治療後の傷の治癒状況を確認し、必要に応じて通院していただきます。術後5日程度で抜糸を行います。
5. 効果の確認と再評価
- 最終チェック: 手術後6か月間は定期診察を行い、術後の状態や美容効果を確認します。必要があれば追加の処置を提案することもあります。
このように、にしやま形成外科皮フ科クリニックでは、ドッグイヤーに対しても丁寧な治療とアフターフォローを提供しており、患者様の美容的な満足度を最大限に高めることを目指しています。
形成外科では、皮膚の腫瘍や瘢痕を切除する際においても、ドッグ・イヤー(Dog-ear)を生じさせないデザインや処理の方法を熟知して治療を行います。
ドッグイヤー修正手術の治療費について
ドッグイヤー修正手術(1か所) 77,000円~
初診料 3,850円、再診料 1,650円、血液検査11,000円、(全て税別表示)が別途必要となります。
※症例によっては、修正が難しいケースもあります。
※この治療には公的保険の適応となりません。