後天性耳垂裂形成術/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
2019-04-26
後天性耳垂裂は、手術による形成術ができます。
耳垂裂とは、何らかの原因で耳垂(耳たぶ)がさけてしまった状態をいいます。先天性のものと、ピアスによって引きちぎられた場合や、外傷などによる後天的なものとがあります。これらは裂けてしまった皮膚を切除し、手術によって正常な形に治療することができます。
耳垂裂はかなりのテクニックが必要な手術です。デザインや縫合方法で結果が相当に変わってくる手術の一つです。
後天性耳垂裂やピアスホール拡大形成治療は、局所麻酔下に裂けた部分の皮膚をきれいに取り除き、縁がピッタリ合うように縫い合わせる必要があります。縫い合わせた頂点などには、尖りや凹みが出ないように形成外科特有のZ形成術を緻密に計算して行います。
このような方にお勧めします。
- ピアスで耳たぶが切れてしまった
- もう一度同じ場所にピアスを開けたい
- 耳たぶが切れているのが気になる
- 耳たぶの形がカッコ悪い
- 綺麗にもとの耳に戻したい
後天性耳垂裂の手術についての説明。
後天性耳垂裂やピアスホール拡大形成治療は、局所麻酔下に裂けた部分の皮膚をきれいに取り除き、縁がピッタリ合うように縫い合わせる必要があります。縫い合わせた頂点などには、尖りや凹みが出ないように形成外科特有のZ形成術を緻密に計算して行います。
33Gの極細の注射針により局所麻酔を行います。
メスで丁寧にデザインに沿って皮膚を切開していきます。
余分な皮膚は取り除きます。細かい作業なので拡大ルーペを使用して手術を行います。
皮下縫合を行い手術部位をキレイに仕上げていきます。
皮膚表面を縫合して手術は終了です。
耳垂裂形成術は、カウンセリングを大切に
1:カウンセリングと手術前検査
患者様の気になる部位についてご要望を詳しくヒアリングし、丁寧に診察を行ったうえで、手術の説明や日程決めなどを決めていきます。
2:手術治療の施術
局所麻酔を使用して、裂けてしまった耳たぶに裂を閉じるためにZ形やW形の切開をデザインし、耳垂裂裂に皮膚を取除き、凹凸のない耳介を形成します。
3:アフターケア
施術後、術後のケア方法などを丁寧にお伝えいたします。洗顔・化粧・シャワー・入浴などは当日から通常通り行っていただくことができます。
ダウンタイムやリスクなどについて
【施術時間】20分ほどで終了します。
【麻酔】局所麻酔で行います。
【腫れ・傷跡】耳垂裂手術は術後傷痕が一時的に赤く、固くなる事がありますが、3〜6ヶ月の間に赤みなどは改善します。
【通院】翌日、翌々日、5日目に抜糸、1ヶ月後毎で6カ月の検診
【お薬】化膿止めや痛み止めを処方します
【メイク】翌日より可能。
【洗顔・シャワー・入浴】当日より可能。
【運動】当日はお控えください。
耳垂裂形成術の施術料金
耳垂裂形成施術に関する重要な基本的注意
- 耳垂裂手術は術後傷痕が一時的に赤く、固くなる事がありますが、3〜6ヶ月の間に赤みなどは改善します。
- 耳垂裂手術を受けてもケロイド体質の人は傷痕がケロイド状になることがあります。この場合ケロイドに対する治療も併用する事があります。
- 6カ月経過して傷跡が落ち着いているようなら再度ピアスに穴あけが可能です。
治療が受けられない方
- 妊娠中や授乳中の方
- 皮膚に感染、炎症をおこしている方
- ケロイド、創傷治癒に問題のある方
- 基礎疾患のある方(血液、心臓、腎臓、糖尿、肝臓、循環器疾患)は医師にお問合せ下さい。
リスク・副作用
感染、むくみ、出血などを感じる場合があります。内出血が1~2週間出る場合があります。