耳ケロイドの手術にはバリエーションがあります/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋市中区栄3丁目)
2021-08-16
耳ケロイドの専門的治療にこだわっています。
当クリニックでは10歳代後半から30歳台の男女の患者様が多く治療を受けられています。
耳ケロイドの症状は、「硬くて痛い」、「耳が重い」、「耳の形が悪い」などです。
ピアスをあけた後に、ファーストピアス金属の素材によって感染を繰り返したり、傷が金属による反応で炎症が長く続いたりすると、ケロイドと呼ばれる赤く硬い腫瘤になる可能性が高まります。このようなケロイドは、形成外科の技術を用いることで、手術治療することが可能です。
ケロイドの手術を行うにあたり、まずは前治療として内服薬、外用薬、ステロイドテープ、ケナコルト局所注射などの治療を数か月行います。この前治療によりケロイドは軟化して、手術後の再発などを防ぐ効果があります。
手術する方法の説明
1:ケロイドが有茎性や単独のものであれば単純に切除して縫合を行います。
2:ケロイドが耳垂にある場合には減量、核出手術を行います。
3:ケロイドが前後にある場合には、耳の表裏に切開を行いくり抜きます。
☆1の単純切除のケース
☆2の減量・核出手術のケース
☆3のケロイドが前後にあるケース
2)手術の後療法について
外科的で摘出手術をしたとしても、術後に局所の皮膚伸展が繰り返し加わると再発することもあります。キズアトの治療は最低半年から1年程度のフォローアップが必要となります。
耳ケロイド摘出術を行った場合の費用の目安
手術費用(3割負担の場合)のおおよその目安