更年期障害のエストラジオール(Estradiol)補充療法/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
更年期障害のエストラジオール(Estradiol)補充療法。
40才以上の方が対象で外用薬で補充します。
更年期障害の症状とその原因
更年期障害は、エストロゲンという女性ホルモンが急激に減少することでホルモンバランスが乱れることが原因になるほか、家庭や職場といった環境からの様々なストレスや、本人の性格などによる影響が大きく作用することもあります。このため、更年期障害の現れ方は一人ひとり異なります。
更年期障害の症状
危険な病気の誘発にもつながるエストロゲン不足また、エストロゲンが少ない状態が続くと、腟炎や性交痛、尿失禁などが現れるほか、長期的には動脈硬化や骨粗鬆症といった病気にもなりやすくなります。
ディビゲルの使用方法
通常、成人はエストラジオール(Estradiol)1包1.0g(主成分として1mg)を1日1回左右いずれかの大腿部または下腹部に、自分の手で約400cm2の範囲に塗ります。必ず指示された使用方法に従ってください。
次のような症状が認められる患者様には投与できません。
1 エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
2 乳癌の既往歴のある患者[乳癌再発リスク増加の報告がある1)。
3 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。]
4 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のある患者[卵胞ホルモン剤は凝固因子を増加させ、血栓形成傾向を促進するとの報告がある。]
5 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある患者[15.1.4、15.1.5参照]
6 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
7 妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳婦
8 重篤な肝障害のある患者
9 診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
10 ポルフィリン症で急性発作の既往歴のある患者[発作を誘発する可能性があるとの報告がある。]
※この治療は健康保険の対象となります。