2017年09月04日 [記事URL]
ニキビの原因は様々です。
1.思春期:性ホルモンの働きにより、皮脂がたくさん分泌されるためにニキビができます。
2.成人:ストレスによるホルモンバランスの乱れ、間違ったスキンケア、不規則な生活などによってニキビができたり、月経前に悪化したりすることがあります。
ニキビは尋常性ざ瘡とも言われ様々な状態があります。
1.面皰(めんぽう:白ニキビ・黒ニキビ)
2.紅色丘疹(こうしょくきゅうしん:赤ニキビ)
3.膿疱(のうほう:膿をもったニキビ)
皮脂の分泌が活発になるとともに、毛穴周辺の角層(皮膚の一番表面の部分)が厚くなって毛穴が詰まると皮脂がたまって、ニキビができます。顔のほか、胸の上部、肩、背中にもできます。
ニキビができたらなるべく早いうちにクリニックへ行くことをお勧めします。
ニキビを放っておくと、凸凹のニキビ痕が一生残ってしまうことがあります。ニキビは悪化する前に治療することで健康なお肌に戻すことができます。早めに受診し適切な治療を受けることをお勧めします。
ニキビ治療のポイント:ニキビ治療には様々な方法があり、症状に応じて適切な治療が行われます。
1.急性期:面皰は、毛穴の閉塞と皮脂分泌が多量になり、皮脂が毛穴の中に溜まることでできます。そのため、毛穴の閉塞を除去する薬剤が用いられます。治療薬剤は、アダパレン(ぬり薬) 過酸化ベンゾイル(ぬり薬)保湿ローション(ぬり薬)
2.紅色丘疹・膿疱は、毛穴の中で増加したアクネ菌が炎症を起こす物質をつくることでできます。そのため、アクネ菌の増殖を抑える薬剤や、炎症を抑える薬剤が用いられます。治療薬剤は、抗菌薬(ぬり薬) アダパレン(ぬり薬) 過酸化ベンゾイル(ぬり薬) 抗菌薬(のみ薬)保湿ローション(ぬり薬)
3.寛解維持期:眼に見えない微小面皰や面皰を抑えることにより、紅色丘疹や膿疱をできにくくすることができます。面皰の新生を抑えるために薬剤が用いられます。治療薬剤は、アダパレン(ぬり薬) 過酸化ベンゾイル(ぬり薬)保湿ローション(ぬり薬)
ニキビ治療の効果が感じられるまでの期間には個人差があります。外用薬には、使い始めに諸症状が出ることもありますので、使い方をよくお聞きになられてください。医療用洗顔料との併用はさらなる効果を得られるのでお勧めしています。
ニキビの塗り薬の詳しい説明です。
1.デュアック:「過酸化ベンゾイル3%」と「クリンダマイシン1%」という2つの成分が含まれいます。
過酸化ベンゾイルの効果は、アクネ菌の細胞膜を壊して、アクネ菌を殺菌し耐性菌のできない外用薬として重宝されています。効能としてはピーリング作用により古い角質が除去され、美白作用もあります。クリンダマイシンには、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増えるのを抑える作用や炎症も抑える作用があります。
2.ベピオゲル:ニキビを治療する塗り薬で、主成分は「過酸化ベンゾイル」です。過酸化ベンゾイルには、ニキビの原因となる「アクネ菌」や「ブドウ球菌」などに対して抗菌作用や古い角質のターンオーバーを促して角層肥厚を改善する効果があります。白ニキビや赤ニキビ、黒いニキビなど幅広いニキビに効き目があります。顔や背中、前胸部などのニキビにも使用されます。
3.エピデュオゲル:ニキビ専用の外用薬(塗り薬)で、主成分はアダパレン0.1%(ディフェリンゲル)と過酸化ベンゾイル2.5%(ベピオゲル)です。お気づきの方もいるかもしれませんが、エピデュオゲルを使用するメリットは、ディフェリンゲル・ベピオゲルを別々に塗る手間が省けることです。エピデュオゲルは「ピーリング作用」「皮脂分泌抑制作用」「殺菌作用」が期待できる薬です。アダパレンは、妊娠している方、妊娠している可能性のある方、妊娠を希望される方には使用できません。
デュアック・ベピオ・エピデュオゲルそれぞれに使い始めに刺激症状がでる可能性はあります。
このニキビ治療薬の主成分である過酸化ベンゾイルやアダパレンは、ニキビに対してとても有効なぬり薬ですが、個人差により使い始めに皮膚に粉がふき、薄くはがれる、ヒリヒリ感、皮膚の赤み・乾燥などの刺激症状を引き起こすことがあります。これらの症状は、保湿剤を使用したり、塗る間隔をあけて使用したり、初めは接触時間を短くしたりと工夫をして徐々にならすことで落ち着くといわれて言います。使用開始から数週間は特に皮膚の症状に注意して1日1回塗布していきましょう。
これらの外用薬と併用すると効果の上がるクレンジングジェルや保湿剤について
ニキビや思春期ニキビでお困りの方は下記のクリニックにお気軽にご相談ください。
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未成年者の治療については、下記の同意書持参又は保護者のご同伴でお願いします。
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2. 表示メニューから「対象をファイルに保存」を選び、パソコン上に保存してください。
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