顔や手のシミのレーザー治療/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
2022-01-18
顔や手のシミにレーザー治療
加齢によるシミ(老人性色素斑・脂漏性角化症)、年齢が若くてもできるそばかす(雀卵斑)は大きな悩みです。この問題を、解決したい患者様に是非ご検討いただきたいのが、『レーザー治療』です。改善したい色素の状態に合わせて調整できるレーザーを用い、メラニン色素だけをピンポイントで破壊。周囲の正常な組織にダメージを与えることなく、シミを取り除く治療です。
レーザー治療の難しいところは、シミの診断能力とレーザーの出力です。レーザー出力が弱いと効きが悪く、強すぎるとレーザー後の色素沈着が起こったりします。適切な出力で、当ててはいけない部分は避けるのが経験値が最も必要となります。また、3か月ぐらい様子を見て残っている部分には再度照射を行う必要もあります。
顔や手のシミにレーザー治療
シミの種類 | シミの治療法 |
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老人性色素斑 | Qスイッチレーザー治療が推奨されます。複数回の治療が必要です。 |
脂漏性角化症 | 皮膚表面の盛り上った部分をCO2レーザーで削り取る方法をおこなうことで、1~2回で綺麗になります。 |
肝斑 | まずは、内服薬、外用薬による前治療を行っておき、ダーマペン④で定期的にケアする方法をお勧めします。肝斑の場合は半年~年単位での根気のかかる治療が必要となります。 |
雀卵斑(そばかす) | Qスイッチレーザーを照射していく治療がお勧めです。そばかすの場合治療部位は割合すぐに綺麗になりますが、数が多いのでその意味で複数回の治療が必要になってきます。再発もあるので日常のUVケアも大切です。 |
◆Qスイッチレーザー照射時の痛みの緩和
塗り麻酔を用いて治療を行います。
◆Qスイッチレーザー治療の経過
レーザーを照射した部分は、数日で茶色の薄皮のようになり、7~14日くらいではがれて、ピンク色のキレイな肌から周囲の自然な肌へとなじんでいきます。治療後しばらくは、目立ちにくい素材のシールを14~21日貼っていただきます。1が月目からはホワイトニングクリーム(5500円)を使用したり、ダーマペン④で顔全体のケアを行うとさらにお肌の状態は良い状態へと向かうでしょう。