テストステロン補充療法/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄3丁目)
2020-09-14
「テストステロン補充療法」について
男性は、老化(加齢)に伴いテストステロンが低下すると、生命活力と性機能が損なわれ、QOLに大きな影響を与えることとなります。その中でも注目をされているのがlate onset hypogonadism (LOH症候群、加齢性腺機能低下症)です。
LOH症候群は、うつ病、性機能低下、認知機能低下、骨粗鬆症、心血管疾患、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性の悪化、HDLの低下、コレステロール値とLDLの上昇に寄与し、メタボリック症候群のリスクファクターになります。
テストステロン補充療法は注射剤により、通常1~2週間おきに125mg~250mgを筋注することで補充していきます。
定期的に一般血液検査、肝腎機能、フリーテストステロン、前立腺特異抗原(PSA)を計測し体の状況をみながら投与を継続していきます。
高齢者のQOLは今世紀の大きな課題であり、それを解く鍵のひとつに性ホルモンがあると考えられます。
「テストステロン補充療法」治療費について
※この治療は性機能性障害の治療となり、保険外となります。