切らないスレッドリフト(吸収糸による)/にしやま形成外科皮フ科クリニック(名古屋栄)
2019-04-25
「ボトックスやヒアルロン酸では、叶わないことができる吸収糸による安全なフェイスリフト」
ある程度皮膚の弛みが進んでしまっていたらボトックスやヒアルロン酸の注入だけでは、限界があり改善度が薄く、かえって不自然になることもあります。加齢の進行具合によっては、骨や脂肪の位置が若いときとは全然変わって落ちてしまっているので、スレッドで元の位置に戻してあげるという操作が必要になります。その後、さらに改善しなければならない部位があるときには、ヒアルロン酸などで補ってあげるという選択も考えましょう。
数種類の溶ける糸を組み合わせて、弛みをしっかりと引き上げる施術法。
◇お顔の弛みが気になるが、大きく切って傷あとが残る手術はやりたくない方
◇弛みを早く改善したいが、仕事や家事には早く復帰したい
◇リフトアップのレーザー治療を受けたが、持ち上がりの具合に満足しない
◇大きく弛んでしまう前に、弛みを早いうちからケアしておきたい
- 頬のたるみを何とかしたい
- お顔全体を引き締めたい
- ほうれい線が目立つようになってきた
- フェイスラインの弛みを改善したい
- 口元のたるみ、しわが目立つ
- 二重あごを改善したい
- 目じりのしわが深い
- 頬の高まり部分が下がって老けて見える
スレッドリフトのアプローチエリア
3種類の吸収糸を組み合わせて、長続きするリフトアップ治療。
ここでご紹介する糸によるリフト治療は、糸を挿入した数ミリという傷跡しか残らず、メスを用いたリフト治療と同様に作用する施術です。
顔のたるみが気になりがちな頬やほうれい線だけではなく、目元・目の周りや額のしわなどの部分にも対応する糸もございます。
切らないスレッドリフトのコラーゲン増産メカニズム
肌のハリや弾力に必要なのは、肌の土台とも言える「真皮層」を構成するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸です。これらコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、同じく「真皮層」に存在する線維芽細胞が作り出しますが、加齢や紫外線などのダメージにより、線維芽細胞が衰えてくると新陳代謝が滞り、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が減少し、たるみ・シワを引き起こします。
皮膚に吸収糸を挿入すると、人体は糸を「異物」と見なします。体を守ろうと真皮層にある線維芽細胞が活性化し、糸の周りにコラーゲンやエラスチンを増殖させます。増殖したコラーゲンは、やがて糸を包み込むように「コラーゲントンネル」を形成します。
吸収糸が体内に吸収される間、コラーゲンは増殖しつづけ、次第に糸だけが溶けてなくなります。糸が体内に吸収された後も、肌内部のコラーゲンが増えた状態にあるので、糸が溶けた後もリフティング効果が期待できるのです。これは人体の免疫機能を応用したもので、吸収糸の挿入によって増えたコラーゲンやエラスチンにより、加齢による肌の衰えを自身の治療能力で緩和させ、肌の内側からハリと弾力を高めます。
切らないスレッドリフト施術の流れ
1:カウンセリング
患者様の気になる部位についてご要望を詳しくヒアリングし、丁寧に診察を行ったうえで、使用する糸の本数などの具体的な内容を決めていきます。「痛みに弱い」など、施術に関して不安に思うことがあれば、ドクターにお伝えください
2:スレッドリフトの施術
ご希望に応じて痛みに対する塗り麻酔や注射による麻酔を丁寧に行い、経験豊富なドクターの手によってお顔の気になる部位に糸を通し、リフトアップを行っていきます。
3:調整
ご希望の形状にフェイスラインがリフトアップされるように糸の具合を調整・固定し鏡を見て確認をしていただきます。
4:アフターケア
施術後、術後のケア方法などを丁寧にお伝えいたします。洗顔・化粧・シャワー・入浴などは翌日から通常通り行っていただくことができます。
切らないスレッドリフトの料金について
ダウンタイムやリスクなどについて
【施術時間】20分ほどで終了します。
【麻酔】塗麻酔クリームを20分塗布と局所麻酔を挿入部に少量使用します。
【腫れ・傷跡】切開せずに糸を挿入するだけなので傷跡は目立ちません。直後は針穴程度の傷跡と赤みができますがすぐに消失します。体質により稀に内出血が出る場合がありますが、メイクで隠せる程度です。打ち身と同じなので数日で改善します。大きな腫れはありませんが、むくみ程度の腫れが3~7日出ます。
【通院】検診のため1週間後、1ヵ月後に通院していただくのが望ましいです。
【お薬】2日分(抗生剤/痛み止め)
【メイク】当日より可能。
【洗顔・シャワー・入浴】当日より可能。入浴はお体を温めると腫れが長引く場合がありますので長湯は控えてください。しばらくの間は温泉やサウナは避けて下さい。洗顔は患部を強く擦らないように注意して下さい。
【運動】激しい運動は1週間後から、軽い運動は翌日以降ご自身が可能な範囲で行ってください。
【施術部位への刺激】お顔のマッサージは2週間から1ヵ月お控えください。
【治療のリスク】当日は強い引き上がり感や頬の引きつれなどが出ることがあります。数日間は、軽いむくみや側頭部の痛みがでることもあります。糸の刺入部がチクチク触れて先端に痛みが出る場合があります。人により、皮膚の上から触ったときに繊維の感触が分かる場合があります。施術後1ヵ月位落ち着くまでに、違和感、口が明けにくい等の症状が出る場合があります。
リスク・副作用
術後痛、内出血、腫れ、むくみ、左右差、ぼこつき、糸の露出、感染、炎症などの症状が起こる可能性があります。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等について詳しくはこちらをご覧ください。